Twitterの企画でご質問いただきました!
ご質問で面白いというか、目の付け所が素晴らしいと思ったのが、
「ライン、フック、ロッドの組み合わせを教えていただきたいです」
というコメントだった点です!
結構忘れがちですが、タックルバランスはフックまで含めて考えなければなりません。
というわけで、私が小型ミノー&シャッドに使用しているタックルです。
ロッド:ロードランナーハードベイトスペシャル HB660MLS-SGt
リール:ヴァンキッシュ2500S
ライン:PE0.6号+フロロ6~8lb
フック:ハヤブサ ケンクロウ6~8番
ロッドはシャキットグラスティップの66の出番が多いです。
↑HB660MLS-SGtのインプレは3つありますので、ぜひご覧ください!
ちなみにシャキットグラスティップにはもう1本640LS-SGtというロッドもあり、スペック的にはこちらの方が小型ミノーやシャッド向きなのでは?と思われる方も多いと思います。
640LS-SGtは660よりも長く所有しており、それなりに使っていますが、660の方が便利なことに気づいてからは640の出番が減っています。
便利なハードベイトスペシャル HB660MLS-SGt
何が便利かと申しますと、小型ミノーやシャッドの他、トラファルガー7などの水面系プラグ、ラッピングミノーなどのi字形プラグ、さらにはミドストプラグのグリマー7からワサビー4~8gやインザベイト7gなどのメタル系まで、全てこのロッドにPEラインのセッティングで扱うことができるのです。
過去に640LSの方でメタルをやったことがあるのですが、バイトが多い日であったにも関わらず、「これでもか!!」というほどバラしが続き、1本もキャッチできなかった苦い思い出があります。
私のタックルセットとして、どこのレイクに行くとしても「ベイトタックル5本前後」というのが基本でして、年間を通してスピニングタックルを持っていく確率はおおよそ3割くらいです。
さらにいうと、スピニングタックルを複数本ボートに積むのはそのうちのさらに3割くらいなので、どうしても1本で色々と使える660の出番が多くなるというわけです。
640を使うのはフロロの4~5lbを合わせてキッチリとミノーやシャッドをやり込みたい時に限りますので、春先がほとんどです。
小型ミノーやシャッド用のスピニングリールは?
ハイギアモデルを試したこともありますが、ハードベイト用のスピニングリールにハイギアはあまりにトルクが出ず、リーリングに力が入りすぎてインフォメーションが減る感覚があったので私はノーマルギアモデルを好んで使っています。
ラインはフロロ?PE?
プレッシャーが高い状況でミノーやシャッドを巻くなら私はフロロカーボンを選択します。
なぜならば、PEラインを使用していると僅かな糸鳴りが出て、バイトを遠ざけることが稀にあるからです。
ただし、660にPEを組み合わせることで先述したように様々なルアーに高次元で対応できるようになるため、基本的にはPE+フロロを組み合わせることが多いです。
660にPEの組み合わせのスピニング1セットだけをボートに積んで、「もしやPEラインを嫌ってる?」と思った時は、PEラインの上に予備のフロロを2〜30m巻いてしまうこともあります 笑
トレブルフックについて
スピニングタックルに限らずですが、私の場合はベイトタックルも含めて、柔らかめのロッドを使うことが多いです。これはハードベイトのみで釣りをしている自分にとって、キャスティングのアキュラシーが釣果を決める重要な要素であるからです。硬いロッドで毎回アキュラシーキャストを決めるのは難しく、また手首の可動域を大きくしないといけないため、怪我もしやすくなります。
柔らかめのロッドにラウンドベンドのフックを合わせると、引っ張る方向とハリ先が向く方向のベクトルが一致しないため、フックが深く刺さらずバラシに繋がることが多くあります。
よって私は少しだけハリ先が内側を向いており、3本のうちのアイと平行に向いている1本のハリ先のフックポイントが長く取られているハヤブサのケンクロウを好んで使っています。
↑ケンクロウについてはこちらをどうぞ!
というわけで、私の小型ミノーやシャッド用のスピニングタックルについての考察でした!