ロードランナーインプレシリーズ、今回は初のスピニングロッド、ハードベイトスペシャルHB660MLS-SGtです。
ノリーズファンの方はご存知かもしれませんが、そうでない方のためにご説明いたしますと、 SGt=とはシャキッとグラスティップの略です。
つまりティップはグラス製。
私の用途は主に3つです。
①メタルワサビー4・8g
②ジャストワカサギやラパラシャッドラップなどの小型シャッド類
③ラッピングミノー6・8g
①軽めのメタルジグ
PE0.6~0.8号に6~8lbのリーダーを組んで使います。グラスティップにより、リフトする際に重かった時の「聞き」がしやすいのが特徴です。
が、その分根掛かりを外しにくいというデメリットもあります。
根掛かり回避と巻かれ防止の面からは、レギュラーの680MLSの方が使いやすいかもしれません。
②これがグラスティップの真骨頂でしょう。房総半島の高滝ダム・亀山ダムを代表とするシャッドの早巻き時に多発する、一瞬掛かってすぐバレる現象を減らすためのグラスティップであります。
レイダウンミノージャストワカサギはもちろん、ラッキークラフトのビーフリーズ65やクワセシャッドなどなど、早巻きスモールシャッド&ミノーに最適です。
もちろん、冬季のマッディシャローで出番が増えるシャッドラップSR5〜6にもバッチリです!
③ラッピングミノーにも合います。
細めのPEラインと組み合わせると、ラッピングミノーのペラが回っている抵抗を微かに感じることができます!
現在私が所有しているバス用スピニングロッドは実は2本だけでして、この660MLS-SGtと640LS-SGtの2本です。
この2本、正直用途が被ります。
パワー表記の通り、660MLSの方が若干ティップにコシがあり、メタルのフッキングを決めやすいと思います。
※パワーがある、と表記すると硬いイメージを持たれるかもしれませんので、あえてコシがある、と表現させていただきました。
かと言って、640LSでメタルのフッキングが決まらないかといえば、そんなこともないです。
この2本の使い分けに関しては、「メタル系とシャッド系、どちらを優先するか」で良いと思っています。
メタル系をメインにするなら660を、シャッド系をメインにするなら640をチョイスという感じですが、どちらのロッドでもそれぞれのルアーに対応しますので、実際に触ってみて、しっくりくる方を選んでみてください。
ただ、シャッドの早巻きでショートバイトが多発するような時は、640LSの方がキャッチ率が上がると思います。
以上、多分最初で最後のスピニングロッド紹介でした 笑