魚探から得られる情報の使い方などを教えてほしい!

今回もTwitterの質問企画からです!

そもそもバスフィッシングって何?

私は、「バスフィッシングとは、魚が釣れる要素をどれだけ早く、また多く見つけられるかを問う思考ゲームである」と、考えています。

エリアやタイミング、タックルやルアー、アプローチやカラーなど、無数の要素が合格ラインに達した時に初めて「バスをキャッチする」という結果に至るのであって、合格ラインはその日の天候やプレッシャーなどにより上下すると考えています。

魚探の役割とは?

私にとって魚探は、目視できない水中の「釣れる要素」を把握するための道具です。

魚探で確認できる情報はたくさんあります。

ベイト、地形、障害物、水温、サーモクラインなどなど‥

その中でも私が特に気にしているのは水中の地形とベイトの有無です。

一つ気に留めておいていただきたいのは、「地形とベイトの有無」を気にしているというのは、あくまでも、「魚探で確認できる情報」についてです。

風、カレント、水質、水面のベイト、天気、ショアラインの地形やカバーの有無、バンクの角度など、目視で確認できる情報の方が多い場合も多々あります。

魚探で得られる情報と目視で得られる情報は、互いに補完しあうことができるとも言えます。

↑古い魚探ですが拘りがあり使っているホンデックスHE-5700T.Namiki。今までに何台壊したことか‥

私の場合、H-1の開催地になっている関東のレンタルボートレイクは、だいたいの地形を把握しています。

以前は水中の地形を把握するためには魚探掛けが不可欠でしたが、今はスマホやタブレットさえあればクラウド上でシェアされた等深線を確認できる時代です。

ですので、「地形の把握がある程度できている」という前提ですが、私は魚探から得られる情報として、「ベイトやバスやその他の魚のポジション」と「それらの移動」を重要視しています。

魚の移動がわかるようになると、移動のタイミングが掴めるようになる

例えば、ワカサギレイクのリザーバーであれば、出船後に目的のエリアに向かうまでの間に、「今日は○○メートルくらいにベイトが多いなぁ」と感じることが多々あります。この情報を元に、その日機能しやすい水深の予測を立てることができます。

また、「朝イチにはワンドの奥にいたベイトが、日が差すと共にワンドの入り口の岬や外側に移動し、夕方シェードになったタイミングで再びワンドの奥に入ってくる」というような、ベイトやバスなどの移動も魚探があって初めて補足できる情報です。

こういった魚の動きが把握できるようになると、時間の使い方がどんどん上手くなり、魚が差してくるタイミングを図ってエリアを移動したりすることができるようになります。

私の魚探システム

ちなみに現在の私の魚探システムは現在ハミンバードHELIX9G2Nとホンデックス5700T.Namikiの2台体制です。

↑バウデッキに2台の魚探があるのがわかりますでしょうか?

下を見るのは5700、横とGPSを見るのはハミンバードと使い分けています。

魚探の見方を勉強し出した頃は、映っている物が何かわからず苦労しました。

映っているものが魚だとわかるようになってもそれが何の魚かがわからないので、ミミズをつけたダウンショットを落としてみたり、巨大なスイムベイトを魚探に映して魚の大きさの判別をしてみたりしたものです 笑

ただ、実際に湖上で魚探の画面を見ながら設定を変更したりしないと、なかなか理解が深まらないのも魚探の実態かと思います。

ご希望があればスピナーベイト道場にて魚探の見方などもレクチャー致しますので、万事整いましたらまた募集を再開させていただきます。それまでしばらくお待ちいただけますと幸いです!