※2018/6/9追記
ハードベイトスペシャルHB511LL
昨今めっきり見なくなった6ft未満のレングスに、スモールプラグをキャストするためのしなやかさを合わせたブランクスが特徴です。
スモールリーリングベイトスペシャルといったテイストですが、アキュラシーを求められがちな小さめのポッパーにも使います。ラッキークラフトのトネスプラッシュシャディやティファのマイケル、ザグバグ2フックなどですね!
バックハンドのシングルハンドキャストでこれらのルアーをしっかり投げ込めるのは、511LLならではでしょう。
511LLの用途で皆さんが想像するのがショットやビルノーマンDTNなどのスモールクランクではないでしょうか?
今年のH-1グランプリ新利根川戦のプラクティスでは、511LLにラッキークラフトRTO0.5DDの組み合わせでイージーに魚をキャッチすることができました!
あとはシャッドをベイトタックルで投げたい時にもこのロッドの出番です。根掛かりの多いエリアでラパラのSR7〜8やクワセシャッド62などを投げる時です。
HB511LLのデメリット
スモールプラグを投げるのに最高のパフォーマンスを発揮する511LLではありますが、一点気を配るべきことがあります。
それはキャストするルアーのフックです。
軽量ルアーの重さを乗せやすいということは、フッキングパワーが不足することの裏返しでもあります。
フックの軸が太いとバーブまで刺さらず、バラシが多発します。
フックはやや細軸で、ネムリが入っているとベストだと思います。
511LLにナイロンライン、太軸のフックを組み合わせようものなら、バラシ地獄になりますのでご注意を!
タックルバランスはラインやフックも合わせて考えましょう!
※追記
読み直してみたところ、もう一つ重要なキーが抜けておりました。
それはリールの重量とバランサーです。
私が511LL を使うときは、今のところほぼ100%コンクエスト51を組み合わせています。
スプール経が小さく、スモールハードベイトを飛ばすための初速が出やすいのはもちろんですが、何より重要なのはリール本体に適度な重量があることです。
コンクエスト51を合わせて、なおかつロッドエンドのバランサーは1つに減らすのが私流です。スモールハードベイトのウエイトがしっかりとロッドにのって、アキュラシーキャストを決めることができます。
ちなみに、ショートロッドであればあるほど、リールの重量がそこそこある方がバランスを取りやすいというのが私の考えです。もし、511LLをお使いでなおかつ軽め(180gとか)のリールを合わせて何となく投げにくいという感覚をお持ちの方がいましたら、リール側のリールシートの裏に厚めの板おもりを貼って重量をアップさせてみてください(!)。
投げやすくなりますよ!!