ロードランナー解説、今回はハードベイトスペシャルHB760Lをご紹介します!
ロングロッドで、しなやかだけどもトルクもあるのが特徴です。
使用ルアーのメインは何と言ってもディープクランク!
ショットオーバー2〜5、ティムコマッドペッパーマグナム、ティファディープショット、ジップベイツビースイッチャー4.0などなど、一般的な大きさのディープクランクにベストマッチ!
ディープクランクを通したいレンジによって、8lb〜14lbのフロロカーボンを組み合わせて使います。
私の場合、現在リールはコンクエスト101(パワーハンドル仕様)一択です。
このロッドがディープクランクに適している理由は2つ。
1つ目が、投げにくいディープクランクをしっかり飛ばせることです。ドラッギングは別として、ディープクランクは潜行深度を稼ぐためにはロングキャストが必要です。長さとしなやかなトルクでしっかりディープクランクを押し出し、ロングキャストすることができます。
2つ目が極めてしなやかなロッドアクション故、ノリが良く、バラシが少ないことです。
私は学生時代、ディープクランクを勉強するために、唯一ディープクランク用に持っていたルーミスのクランキンスティックを片手に、高滝ダムでありとあらゆるディープクランクを色々なラインを組み合わせて投げまくっていました。
検証の結果、潜行深度とキャスト距離の確保のために、ラインはフロロの10lbくらいが良いことがわかりましたが、いかんせんバラシが多かったです。特にアワセてから2〜3秒後にバレることが非常に多く、当時ディープクランキングは完成しませんでした 笑
それからしばらく経ち、今度はパウエルのグラスロッドを手に入れて再びディープクランクにチャレンジするようになりました。
タックルウェアハウス限定の、エリートプロ・ジャレットリントナープロデュースのロッドです。サブネームはスプーク&トラップという、マニア心をくすぐるロッドでした 笑
グラス製ということで、ノリが良く、バラシが減った感がありました。
が、このロッド、7フィートのヘビーアクションで、キャスティングに難がありました。少し軽いクランクベイトだとロッドを曲げることができず、スイングのスピードを上げることでキャスト距離を補う必要がありました。
これがなかなかシンドイ。
ぶっといバットのグラスロッドで、昔のアメリカンロッドと比べればよほど軽いんですが、持ち重りするので、私の腕力ではスプークのドッグウォークなど絶対に無理でした^^;
そんなこんなでたどり着いたのが、ハードベイトスペシャルHB760Lでした。
ウィードをほぐしなぐらクランクベイトを引くにもこのロッドアクションが快適ですし、柔らかめではありますが、ロングレングスかつ長めのバットセクションによりフッキングもしっかり決まります!
ディープクランク以外の用途としては、ハードボトムで使う重めのスピナーベイトのスローロールに適しています。
ディーパーレンジ3/4ozを使って5mラインをキッチリ引け、レングスとしなやかさによりラインの弛みが程よく出ます!
ディープクランキンロッドをお探しの方、是非一度お試しください!