メタルワサビー 使い分け論

現在いわゆるメタルジグの類いはワサビーしか使っていません。

↑匠に撮影いただいたお気に入りの1枚!ワサビー18g

ホプキンスやカストマスターなど、名作とされているものは一通り使いましたが、スライド幅を調整できたり小ワザが使えることなどから今ではワサビー一辺倒です。

ワサビーのラインナップはウエイト別に4種類ありますが、はっきり言って別ルアーと考えて良い程動きに差があります。

↑左から18g、12g、8g、4g

まず、18gと12gはベイトタックルで、8gと4g(ほとんど使いませんが 笑)はスピニングタックルで使用します。

ロッドはベイトタックルならVOICE LTT650MHにハイギアかエクストラハイギアのリール+フロロ10lb、スピニングタックルならHB660MLS-SgtにPE0.6~0.8+リーダー6~8lbがオススメです。

ちなみにベイトタックルなら他にLTT650MやLTT630M、HB640MLなんかもアリですが、スピニングタックルは先述したシャキッとグラスの660MLS-Sgtを激しくレコメンドします!

理由については、「これでもか!」というほど細かく記事にしていますので、下記リンクの記事をお読みください!

(全部読むのが面倒でしたらその2だけでも…!!)

HB660MLS-Sgtその1

HB660MLS-Sgtその2

HB660MLS-Sgtその3

ちなみにシャキッとグラスシリーズもモデルチェンジしてコスメがカッコよくなりました!

↑ノリーズホームページより

さて、私のワサビーのメインはベイトタックルの18gでして、4~20mオーバーの水深までをカバーします。

18gをメインにする理由は、「ファーストフォールを真っ直ぐ落としたいから」と、「根掛かりを減らしてリズム良く釣りたいから」です。

18gと12gの最大の差はスライド幅にあります。12gは落とした時のスライド幅が広く、真っ直ぐ落とそうとするとかなりゆっくり落とさなければなりません。

立木やスタンプ、岩盤やオダなど、割とピンポイントで落としたいことが多いので、スライド幅が広すぎると1発で根掛かりして場を荒らしてしまうリスクが高まるというわけです。

かと言って、18gに10lbラインの組み合わせで3~5mくらいのミドルレンジを落とすとフォールスピードが早すぎてリズム良くリフトアンドフォールできない!ということもあります。

そんな時は12gを使うのですが、「スライド幅要らないよ~」という時には、ラインを太くしてあえて18gを使うという裏技があります。

ラインを16lbや20lbにすると、水圧による抵抗が大きくなってフォールスピードが落ちます。それでいて18gを使っているのでスライド幅も大きくないというわけです。

ただし、16lb以上のラインで8mを超えてくると何がなんだかわからなくなりますのでご注意を!

18gのもう一つのメリットとしては、根掛かりを外しやすいということが挙げられます。

単純に自重が重いので振り子の原理でイージーに根掛かりを外すことができます。

一方スピニングタックルのワサビーでは私の場合バーチカルで使うことはあまりなく、少しキャストして広範囲を探る時に使っています。

ベイトタックルの方がピンの釣りなら、スピニングタックルの方はフラットの釣りです。

相模湖なら一二三沖、亀山ダムならトキタ前や白鳥前、高滝ダムなら境橋スロープ周辺や道路跡などなど、フラットで深すぎず、根掛かる物が少ないエリアで出番が増えます。

↑まさしく相模湖の一二三沖で釣った1200g。ワサビー8g!

軽くシャクってカーブフォールを繰り返すのですが、この時のフォールの感覚を得るのにロッドが重要です。

繰り返しになりますがこの辺の話は以前の記事をどうぞ!笑

HB660MLS-Sgtその1

HB660MLS-Sgtその2

HB660MLS-Sgtその3

8gに関しては先述した18g&12gと異なり、キャストして軽くテンションをかけながら落とすと綺麗にウォブリングしながらフォールします。

軽めのフットボールジグのボトムパンプに近いイメージで使っています!

この冬もようやく冷えてきたので、メタルシーズン到来です!