2023 H-1グランプリ津久井湖戦

既に一週間経っており今更感がありますが、負け戦のH-1津久井湖戦の模様です。

あまりまとめて時間が取れなかったものの、プラクティスで得た感触としては、
・とにかく魚が浮かない
・目視できるフィーディングはほぼない
・ベイトは各所に豊富で種類やサイズは様々
・中層の魚を釣るのは至難の業
・毎日30cmほど減水が進んでいく
といった印象。

そこそこ良いサイズもキャッチできてはいましたが、思うようにバイトを出せるわけでもなく、これといった釣りやエリア、釣り方を見つけられませんでした。

「得意な釣りでなんとかするしかなかろう」という結論にいたり、数が少ないながらも魚に触れていたスポットの共通点を半ば無理やりかき集め、
・風が当たるエリア
・なるべく水が動くエリア
において、
・ブレイクそのもの、もしくはブレイクエッジにあるカバー（スタンプ、岩、ハンプ）
をメタルワサビー18g、27gで撃つというプランを立てました。

津久井湖は風が規則正しく吹くので、エリアを回る順番をざっくり決めておき、あとは当日アジャストしようという考え。必ず変わる風向きに対してエリア移動しやすいように、本湖の各所にGPSでマーキングをしておきました。

↑プラクティス時のトラブルで使えなくなってしまったラダーを即日送っていただいた「フィッシングガレージブラック」に感謝！

また、津久井観光の金井さんとメーカーさんのご好意でプラクティス時にはSMITH製サングラスをお借りしました！とにかく軽くて快適でした！！

試合当日

初戦の亀山ダムと同様ファーストフライトを引いたものの、朝の準備時から少し強めに吹いていた西寄りの風が気になり、急遽上流へ向かうことに。上流の流れと風向きが一緒なので、カレントを強くして魚がフィーディングモードに入っていれば、という考えでしたが、めぼしい釣り方を見つけられていないこともあり、バイトを得られず本湖に戻ることに。この時点で8時過ぎ。

ちょうど風向きが変わる間の無風のタイミングで、朝とは逆向きの東風が吹くまで強制的に水が動く串川放水を目指すことに。水が動くところにあるディープハンプでニゴイを20連発ほどしてようやく1本キーパーをキャッチ。
ちなみに途中で50upのニゴイを掛けた時は、デカいバスっぽい引きで上がってくるまで心臓バクバクでした‥笑

その後東風がそこそこ吹いてきたことを確認してから本命の4番へ。津久井湖で一番広いフラットで、マーキングしたピンスポットをランガンしていきますがやはりニゴイのみ。しかもニゴイもなかなかバイトしない状況で、タイミング・エリア・釣り方のどれか（もしくは複数）を外していることは明白な状況でした。

残り時間1時間ほどで、ライブウェルにはキーパー1本のみ。何かを変える必要があると考え、ブレイクの途中にあるカバーばかりに気を取られていましたが、ブレイクの上に魚が多いことに気がつき、思いつきでブリッツEXDRのドラッギングを試してみると、3往復で2本キャッチ。どちらも割と流し始めで、ボトムタッチをした瞬間のバイトでした（後になって色々話を勘案すると、これがとても重要だったことが判明）。

風がどんどん強まってくるので新しい魚が入ってくることを期待し、ピンスポットのランガンと移動中のドラッギングを繰り返しますが、追加はできず3本1,070gで終了となりました。