ルアーローテーションやカラーローテーションの判断材料は?

こちらもTwitterの企画でご質問いただきました!

なかなか書き甲斐があるテーマです 笑

そもそもルアーとカラー、どっちを変えるべき?

いつか本の執筆依頼でもあった時にとっておきたい内容ですが、思い切って書いてしまいましょう。

ルアーローテーションでバイトの有無を調整し、カラーローテーションでバイトの深さを調整する

つまり、バイトがなければルアーローテーションをし、ミスバイトがあったりバラした時にはカラーローテーションをするわけです。

これが27~8年バスフィッシングを研究してきた私の(現時点での)答えです。

なお、私は現状ハードベイトしか投げませんので、その前提でお読みいただければ幸いです。

ルアーローテーションについての考え

ルアーを変えるということは、ルアーの波動やレンジが多少なりとも変わることになります。

これはスピナーベイトからシャッドにローテーションした場合を考えるとわかりやすいと思います。2つのルアーは動きの質も強さも全く異なります。

レンジはアングラー側である程度コントロールできますが、それでも守備範囲はそれぞれのルアーで異なります。

また、同じような見た目のルアーでも、実際には動きや潜航深度が違ったりします。

例えば、見た目がほぼ同じ大きさのクランクベイトに、ノリーズのショットフルサイズとエバーグリーンのワイルドハンチがあります。

どちらも私が大好きなクランクベイトですが、20~30cmほどショットフルサイズの方が深く潜り、動きも若干ショットフルサイズの方が強いです。

私は濁り気味ならショットフルサイズを、そうでなければワイルドハンチを基準に、魚の反応を見ながらルアーもしくはカラーをローテーションしていきます。

カラーローテーションについての考え

自然相手ですので断言はしませんが、カラーの違いでバイトの数に大差が出ることはあまり多くないと考えています。

ただし、カラーによってバイトの深さが変わる(フッキングの位置が変わる)経験は何度もあります。

よって、たいていの場合、バイトが出てから初めて同じルアーの別カラーを試します(カラーローテーションをする)。

カラーを3タイプに分類する

私はカラーを3つに分けて考えています。

強い色、弱い色、中間色の3つです。

これらを大雑把に言い換えると、

強い色=透けない色

弱い色=透ける色

中間色=半々で混じっている色、もしくは反射版が入っている色

と私は考えています。

「透けない色と一括りにしても、赤もあれば白もチャートもあってよく分からぬ!」

とお思いでしょうが、この辺は水を見て、その分類の色の中で最も水に馴染む色を選ぶことが多いです。

白濁りしてるなら白系、茶色っぽい土煙系の濁りなら赤茶系、といった感じです。

なので、私は必ずと言っていいほど一つのルアーにつき3色ずつをタックルボックスに入れています。

よって新しいルアーを試す時は、まず1~2個買ってみて、気に入ったら弱中強のカラーを揃えるパターンが多いです。

では、弱中強のカラーをどうローテーションするのか?

また、バイトが無くてもカラーローテーションをするルアーがあります。

こちらはまたの機会に!

もしくは募集を再開した際にスピナーベイト道場へお越し下さい!笑