こちら、Twitterの企画でご質問いただきました!
【募集】
— Tatsuhiko Tsugaru🎣スピナーベイト道場 (@garutsu_fishing) May 9, 2020
バスフィッシングに関連するご質問を受け付けてみたいと思います。
回答はTwitterのリプではなく、きっちり掘り下げるためにブログ記事としたいと思います。
よって全てのご質問にお答えすることができない旨を予めご承知ください。
※回答までにそれなりに時間が掛かります 笑
こちら、私の見解ですと、デジタルモデルのエレキは意外と壊れません。
私の釣りのスタイルは、「レンタルボートにエレキのみ」が95%で、残りの5%がレンタルエンジン船にマイエレキ、という感じです。
つまり、私の場合は、
「釣りに行く=マイエレキを使う」
ということを意味します。
私のエレキ遍歴
現在私が使っているエレキは、モーターガイドのツアー82lbで、2013年に購入したものです。
浪人生の時にモーターガイドのF36からはじまり、ミンコタ44lb、モーターガイドエナジー54lb、モーターガイドツアー52lb(アナログ)と経て、今のツアーに至ります。
この中でエナジーは当時乗っていたシーニンフ12Kで使っていましたが、よくペダルが熱くなって煙が出ていました…焼ける寸前ですね。。
アナログのツアーは雨が降るとスイッチがおかしくなり、ハイバイパスでオンのままになるトラブルがよくありました(今考えると恐ろしい、、、)
デジタルモデルは意外と壊れない?
今使っているデジタルのツアー82lbは丸5年間使ってからスポンサードいただいているプロショップ、「フィッシングガレージブラック」でメンテナンスをしてもらうまで一切ノーメンテナンスでしたが、一度もトラブルはありませんでした。
「なんとなくスピードが出ないなぁ‥」といことは何回もありましたが、全てバッテリーのトラブルで、エレキ側のトラブルではありませんでした。
私より多く釣りに行っている一般アングラーの方も結構いらっしゃると思いますが、私も近年はスピナーベイト道場を主宰していることもあり、年間でそれなりの釣行日数があります。
また、ちょうどエレキを今のツアーに買い換えた頃からH-1にフル参戦し出したことをきっかけに、プライベート釣行時も含めてハードベイトの釣りしかしなくなりました。
これはつまり、ソフトベイトのスローダウンの釣りがないので、移動距離が多くなっているということです。
基本的にエレキで流しながら釣りをすることが多く、ハードベイトの釣りが機能しやすいウインディーサイドで釣りをすることもかなり多いです。よって、ボートのステイのためにエレキの出力を上げる時間も長いです。
また、プレッシャーを避けるためにエレキによる遠征もしがちでして、新利根川なら松屋ボートさんから圏央道の2つ上の橋まで移動してから釣りを開始、なんてこともしばしばあります。
これは片道13kmほどあるエリアでして、時速7kmで移動したとしても1時間半ほど移動に掛かる計算です。
※装備やボートの種類やセッティングにより、スピードは大いに変わります
エレキを壊さない方法
それでも私がエレキを壊したことがないのは、「基本的に全開走行をしない」からだと思われます。
私は長距離移動の時は必ず「全開から一段音が下がる位置」までダイヤルを緩めて走っています。
「エレキが焼けた」というトラブルの多くは全開走行のし過ぎ、もしくはペラにラインが絡まったまま無理にペラを回してしまい、過剰な熱を持ってしまったケースなどです。
「全開にしない」「定期的にペラにラインが絡まっていないかチェックする」この2つを意識するだけで、故障のリスクは小さくなるものと思われます!
念のため、エレキのプロにも聞いてみた
ちなみに、念のためフィッシングガレージブラックのTOP50プロ高山さんに聞いてみたところ、
「基本的には10年くらいは普通に使えます。20年くらい使っている人もいますが、そこまで古くなると今度は部品供給がなくなるケースがほとんどなので、故障したらそこまでです。」
との回答でしたので、併せて記載しておきます!
エレキのメンテナンスやシャフトカットなどのご相談は千葉県千葉市のプロショップ、「フィッシングガレージブラック」までどうぞ!