スピナーベイトのトゥルーチューンの仕方をご存知でしょうか?
実釣取材をさせていただいたバサー5月号の田辺さんの記事でも紹介がありましたが、「スピナーベイトのアッパーアームが倒れこむ方向に、アッパーアームを曲げる」という、文字で書くとなかなか伝わりにくい調整が必要になります。
プラグのトゥルーチューンは曲がって行く方向とは逆方向にアイを曲げますが、スピナーベイトの場合は逆なのであります。
で、図はバサーを見ていただくとして、実際どうやるか、動画を貼ります。
ややピンボケなのはご愛嬌・・・
親指をアイに当てて、人差し指でアッパーアームの先端を抑え、親指でアイを軽く押すのがコツです。
テコの原理ですね。
アッパーアームを右に倒したい時は右手で、左に倒したい時は左手で調整しています。
この際、ギュッと力を入れてはいけません!
スピナーベイトのアームは意外とデリケートです。
現場では軽く調整してはスイムテスト、という感じですが、大体軽く1~2回調整すると直ります。
ひとつ注意をしないといけないのは、スカートの絡みです。
スピナーベイトが寝てしまう理由のひとつに、スカートがフックに絡んでいるケースが挙げられます。
この場合いくらトゥルーチューンをしても意味がありませんし、そもそもスカートが揺れないスピナーベイトでは、ただの金属片です。
イメージがつきにくい方にはレクチャーしますので、H-1会場や湖上で気軽にお声がけください!