時系列が前後しますが、2025年の「Basser Allstar Classic The Wild Card(バサーオールスタークラシック・ザ・ワイルドカード)」に出場させていただきました。
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、ワイルドカードはバサーオールスタークラシックの予選会にあたる試合で、優勝すると本戦であるバサーオールスタークラシックへの出場権を獲得できます。
ワイルドカードに出場するためにはスポンサー企業からの推薦が必要となります。昨今は厳しい経営環境の企業も多い中、長年私の活動をサポートしてくださっている「フィッシングガレージブラック」より推薦をいただき、今回出場することができました。改めて深く感謝申し上げます。
フィッシングガレージブラックは千葉県千葉市で営業しているプロショップで、店舗を運営している高山さんとは中高生の頃からのお付き合いになります。私は主にボート用品のメンテナンス面でサポートをいただいており、バウデッキ、ハイデッキ、ショートマウント、ボートラダー、振動子ポールに至るまで、レンタルボート用品はすべてフィッシングガレージブラックのものを使用させていただいています。高山さんはJB TOP50への参戦経験もあり、房総ダムでのガイドも行っています。エレキのメンテナンスにも定評がありますので、何かお困りの際はぜひブラックへご相談ください!
ワイルドカードエントリーの経緯
私が初めてバサーオールスタークラシックを観戦したのはおそらく小学生の頃で、当時はまだ土浦新港で開催されていました。その年の優勝者は吉田幸二さんだったと記憶しています(記憶が非常に曖昧ですが…笑)
会場入り口に大きく掲げられていた「WELCOME SUPRER STARS!」という巨大な横断幕が今でも強く印象に残っています。
ほんの1年前までは、自分がオールスタークラシック出場を目指してワイルドカードに挑戦するとは考えてもいませんでした。が、(勢いで)バスボートを所有し、霞ヶ浦水系のトーナメントに参戦するようになった今こそ挑戦すべきではないか(むしろ今しかできないのでは?)と考えるようになり、フィッシングガレージブラックのサポートもあって出場に至った次第です。
プラクティス
プラクティスは手応えがあり、3本で約5kgのウェイトが出る日もありました。

エリアを変えても変えても魚の方が私のルアーを待っている、という稀にある状況です 笑
ただ、まだまだ経験の浅い水系であるため、不安が大きかったのも事実です。
ちなみにタックルは
プロトのヘビーウエイトスピナーベイト向けロッド+パワーロール3/4oz+ジリオンSVTW 1000HL+オルトロスFC16lb
という組み合わせでした。パワーロールにドンピシャのセッティングです。

なお、プラクティスの模様はフィッシングガレージブラックのYouTubeチャンネルにて公開されていますので、ぜひご覧ください!
試合当日
試合当日は明け方まで雨が降り、かなり冷え込みました。狙いのストレッチへ一目散に入ってみると意外にも水温は大きく下がっておらず、プラクティス時と同じような状況に見えたため、丁寧に流すことに。
数往復してもバイトがないため(往復する間も無くバイトが無い時点で見切るべきでしたが)、「何かが変わった」と感じ、プラクティスでウェイトを得られなかったエリアを次々に回りましたが、結局バイトを得ることができず、私のワイルドカードはそこで終了となりました。

後から分かったことですが、水をブロックしたエリアの中でも、特に水が動かないごく狭いスポットでのみバイトが出ていたようです。このような状況に対する想像力の無さを痛感した次第です。
今後に向けて
最近感じているのは、「どんな状況でも必ず魚を釣ってくるアングラー」が必ずしも、そのすべての状況を経験しているわけではないのではないか、ということです。
ご存じの方も多いかもしれませんが、私はアメリカのトーナメントシーンに強い関心があり、BassmasterやMLF、NPFLはもちろん、カレッジトーナメントもよくチェックしています。
カレッジ時代のタッカー・スミス、イーストン・フォーザギル、ジョン・ギャレットといった選手たちは当時から突出した存在で、トップツアーに上がってすぐに結果を出しています。MLFで破竹の勢いで活躍中のバンクス・ショーに至っては現役の大学生です。
もちろん、彼らが日々湖上に出て釣りの精度を高めていることに疑いの余地はありません。一方で、ベテランのプロたちもやはり同じように多くの時間を釣りに費やしてきたはずです。それでもなお、先に挙げたような若手選手たちが圧倒的な強さを見せているのはなぜなのでしょうか。FFS(ライブスコープ)がその理由にはなり得ないと私は考えています。なぜならば、FFSの導入はベテランの方が敷居が低かったはずだからです。
私の考えでは、彼らは過去の「引き出し」を開けにいっているのではなく、今現在の正解探しを行なっているように思えます。要は高速でPDCAを回しているのです。
2026年シーズンの私は、過去の引き出しに頼るのではなく、彼らのように高速でPDCAを回すことを意識して挑んでいきたいと思う次第でした。
