先週末はあっという間に今シーズンの最終戦でした。
思い立ってバタバタとボートを探し、あるあるな気がしますが予算オーバーの船を契約して、とりあえずのリギングをして、何とかバスボートでの試合デビューをしたのが3月のことです。

新利根川〜妙義水道を除くとほとんど釣りの経験がない霞ヶ浦水系で、これまた未経験のプロトーナメント(今年発足したMLF Japan)に参戦するという無謀にも思えるチャレンジでしたが、周りの方々のサポートのお陰でリギングも進み、バスボートや牽引にも慣れました。
少し気が早い話ですが、来年もフル参戦できるかどうかはまだ何とも言えません。2DAYの試合に出るのは私にとってなかなかハードルが高いのですが、今年は出られそうなスケジュールだったため、バスボートデビュー初年度でやや無理矢理参戦したのでした。もちろん経費的にも今までのレンタルボートトーナメントとは訳が違うので厳しい部分もあります。
そんな中で迎えた最終戦ですので、何とか爪痕を残したいと思っていました。シーズン早々に「自分には利根川の水の方が合っていそうだ」ということで、利根川の人になっていた今年。今回も数回のプラクティスを経て利根川を目指すことに。
ただし、今回の試合は北利根川で開催されるウェイクボードの大会への配慮のため、デッドスロー区間が約4.5km追加されました。デッドスロー区間は10km/hと規定があるので、この区間でおよそ往復1時間のロスがあります。
なおかつ私がメインにしたエリアは利根川の上流エリアなので、普通に走ってもスタートエリアからは片道1時間半弱掛かります(通常のデッドスローエリアおよびスロー走行エリアを含む)。つまり追加のデッドスローエリアによって移動時間は往復で4時間程、釣りをする時間は4時間弱という何ともリスキーなプラン(聞こえよく言うならアメリカンなプラン 笑)でありました。

ちなみに私のスキーターのガソリンタンクは130Lでやや小さめで、往復の想定走行距離170km弱に対してあまり余裕がありません。最新のボートには瞬間燃費計も装備されていたりするようですが、私のボートにはそんなものありませんので、ガソリンが持つかどうかもやや微妙なところがありました。こういったところは経験の差が出ます。
燃費走行を念頭に(全開走行だとビックリするほどすぐガソリンが無くなります…)、各区間毎に走るスピードをchatGPTに打ち込んで、所要時間をシュミレーション。ガソリンもまぁ持つだろうという試算結果が出たので、1200gクラスの魚が狙えることもあり、利根川上流を目指すことにしました。


↑プラクティスで釣った魚達。とにかく横の動きに反応が悪く、メインはフラッグツインのフリップであります。
なお、ハードベイトしかやらないこの10年ではありましたが、学生時代は印旛沼のフリッパーだった私。決してこの手の釣りが不得意ではないことを、ここで宣言しておきます 笑
試合初日

初日、燃費走行をしつつ無事に目的地のストレッチに到着。ガソリンの残量を確認するとちゃんと半分以上残っており、一つ目の不安要素をクリア 笑
水位がやや低いのが懸念でしたが、釣りを始めてポロポロバイトが出だし、サイズは出ないものの11時前には2本をキャッチ。13時には帰路につかないといけないため、残り2時間ほど。正直リミットメイクは余裕だと思っていたのですが、私もコアングラーの秋田さんもバイトはあるもののすっぽ抜けの連続…結局あと1本を釣ることができず、そのまま帰着。初日は1,255gで22位となりました。

なお、初日終了後にガソリンを入れに行ったところ、フル満タンにして110リットルの給油。軽く目眩が…
試合2日目

2日目も片道2時間掛けて(110リットルガソリンを焚いて)例のスポットに行くのか悩みましたが、他にエリアを持っていないので行くしかないな、という結論に。
ただ、水が少なめのためバイトが集中するストレッチがプラの時より短くなっていたことから、地図から水深があってカレントが当たりそうなストレッチを見繕っておきました。一度も行ったことがないエリアでしたが、当日ぶっつけで行ってみることに。
前日思ったよりガソリンが余ったこと、時間が経つにつれてバイト数が減っていったことから、2日目の朝は燃費走行からややスピード走行へ。この辺もバスボートの試合ならではの戦略ですね。
エリアに到着してみると、水が良く、なおかつ適度なカレントがありベイトも多数!これは巻くべきだと判断しつつ、プラクティスではハードベイトへの反応が極めて薄かったため、弱めのディーパーレンジ1/4ozをチョイス。これが奏功し、到着して数分で1,530gをキャッチ!これには手が震えました…

ちなみに今回から長さも測る必要があるとのことで、47cmでした。魚の長さに無頓着なので、目方だと全くわかりません 笑
急いで走ってきたので、この時点でまだ9時前。前日のストレッチとこのストレッチを往復しますが、あっという間に流れが緩み、風が吹き、ビッグフィッシュをキャッチしたストレッチの水が悪くなってカバーの釣りをメインにすることに。
ここからが大変で、バイトはそれなりにあるもののすっぽ抜けかノンキーでなかなか追加ができず。離脱時間まであと20分くらいまででバイト多数にも関わらず追加はゼロ。
ここで700gくらいはありそうなバスを発見し、手に持っていたフラッグツインのテキサスリグを投げるとそのままラインが走るバイト。「もらった!」と合わせるとやはりすっぽ抜け…
気を取り直して集中していくと、程なくコアングラーの秋田さんが1,200gオーバーのナイスフィッシュをキャッチ!
あと10分ある!と気合を入れ直してリミットメイクを目指しましたが、バイトをものにできず離脱時間になり帰着(文字にするとあっさりですが、片道2時間です)。
ボートを上げた後、他の選手から「津輕さん14時の時点で5位でしたよ。お立ち台いったんじゃないですか??」などと声をかけられ、ミスの重大さに気づく訳です。
なんとなくそんな気がしていましたが、結果的に表彰台で私の名前がコールされることはなく、賞金圏内の5位と200g差で6位で終了した最終戦でした。もっと言うと、普通のキーパー2尾で2位相当のウエイト。

ミスだらけの試合で結果が良いことはほぼなく、ある程度想定していた結果ではあります。
ただ、今年は釣りに行く日数を例年の倍近くまで増やし、経費も相当掛けてやってきたこともあり、なかなか堪える最終戦の結果でありました。どのくらいかというと、過去に釣りで泣いたことがあったかしら…というくらい、、、
今思えば、色々と試せることもあったと思います。明らかにワームの先端部分しか咥えていないだろうという抜けが多かったので、即合わせをやめてしばらく食い込ませてみるとか、バイトがあったらシェイクして深いバイトを狙う、などなど。
この辺りは長年ハードベイト一辺倒だった影響がモロに出た感じがあります。しばらく経って客観視した時には対応策が思い浮かびますが、試合中には出てきませんでした。
最終戦だけはまずまずの順位でしたが、年間成績は惨憺たるものでしたのでクラシックの出場権利もなく(MLFでは年間上位10名)、今シーズンの試合を終えた形になります。
レギュラー戦を終えて
ただ、結果はともかく、無事にシーズンを終えることができて良かったです。そしてまず、契約スポンサー各社様への感謝を述べたいです。
この10年、私はH-1グランプリのアングラーとして活動をさせていただきました。最初のスポンサーであり、メインスポンサーのノリーズからも、H-1マスターズカップでの優勝がきっかけでお声がけいただきました。レンタルボートの試合からバスボートのプロトーナメントへ、活動の場が変わると釣りが変わるだけではなく、ファン層が変わり、私を見てくれる人が変わります。
H-1アングラーとして私をサポートをいただいていた各社様(ノリーズ、アザーセルフ、ハヤブサ、フィッシングガレージブラック)ですが、私の今年のMLF参戦について快諾してくださりました。


また、慣れないバスボート姿を見つけては「大丈夫?こうすると良いよ!」とお教えいただいた先輩方、応援メッセージをいただいた皆様、本当に感謝しております。
レギュラーシーズン終了ということで、一旦報告を兼ねて長文で綴らせていただきました。ご声援、本当にありがとうございました!
タックルデータ
ディーパーレンジ1/4oz
ロッド : ハードベイトスペシャルHB630L
リール : メタニウムMGL 6.2(ライン半分)
ライン : フロロリミテッド16lb
フラッグツイン 5gテキサスリグ
ロッド : ストラクチャーNXS 720H
リール : ジリオンSVTW 1000 XHL
ライン : フロロリミテッド16lb
フック : ハヤブサTNSオフセット2/0、DASオフセット2/0
