H-1グランプリ牛久沼

中1日空いてしまいましたが、結果はゼロ申告でした。

今年は耐える年になりそうです。。

プラクティス初日

台風直撃か?と思われましたがうまいこと逸れてくれたお陰で出船可能に!

この日は西谷田川〜本湖をチェック。昨年の試合後に閃いた仮説を試すべく、集中して釣りをしていくとポンポン反応が!

サイズは大きくありませんが、貴重なキーパーを2尾キャッチ!ディーパーレンジの1/4oz。

そのまま「こういうことかしら?」というアプローチに関する仮説を試していくと、ディーパーレンジ1/4ozで50cm弱のビッグフィッシュをジャンプ2回でバラし。

バラしはしたもののアプローチに確信を持てたため、違う釣り方を探そうとスピナーベイトを置き、クランクベイトの釣りにシフト。

アプローチ方法は変えずにワンエイトSRを試すと1バラし、ワンエイトにバイトがあるならばと同じ水平潜行系のコンプリートスクエアの最終プロトを投げると1300gオーバーのナイスフィッシュをキャッチ!

初めて牛久沼で魚の動きを掴めた感触を得ることができました!

その後はエリアチェックをメインにし、プラクティス初日を終了。

プラクティス2日目

この日は天気予報が外れ終日小雨。

気温もやや低く、肌寒い1日でした。

この日は東谷田川を全域チェック。

前日に確認した釣れるアプローチはそのままに、昨日釣れていたエリアの要素とは違うエリアを中心に流していき、釣れないことを確認していきました。

前日に魚を抜いてしまうのを避けたかったのです。

往年の名作、牛久沼といえばのシャローラビットも引っ張り出してみました。

なぜ牛久沼で定番となっていたのか、今回ようやく理解することができました。

予定通り(?)エリアを外してノーバイトに終わり、これでOK!というマインドでプラクティス終了。

初日にビッグフィッシュをバラしたこと、コンプリートスクエアでキャッチしたナイスフィッシュも皮一枚だったことから今回は珍しくトレーラーフックを使うことに。

ご存知の方も多いかとは思いますが、私はトレーラーフックをまず使いません。理由はちょっとしたミスキャストでもスタックしてしまい、釣りのリズムが悪くなってしまうからです。また、トレーラーフックを使わなければのらない魚はスピナーベイトの魚ではないと考えています。

ただ、今回魚の密度がきわめて薄い牛久沼で複数回反応を得たこと、深いバイトを得るために考えられる調整を行いましたが正解にたどり着けなかったことから、トレーラーフックを使うことにしました。

小さめだとさらにすり抜けが悪くなるので、ハヤブサTNトレーラーフックの2/0をチョイスしました。

ヤンさんはフックの交換中。今回スケジュールが詰まっておりいそいで準備をした結果、忘れ物だらけだったとのことで私のフックを使ってもらいました。

ちなみに我々はハヤブサチームであります!

試合当日

強風予報により本湖の国道6号側が禁止エリアとなり、そちら側にハニースポットを見つけていたヤンさんはガッカリ。結果的に風は吹きませんでしたが、安全第一です。

用意したタックルはすべてスピナーベイト用!

ゆっくりとサブサーフェイスを引くためのディーパーレンジ1/4ozをメインに、強風予報だったため魚が沈んだ時用にウインドレンジ 3/8oz、ディーパーレンジ1/4ozよりもゆっくり引く必要を感じた時のためにシャローロールも用意しました。

私は朝から西谷田川の上流部を目指す予定でしたが、今回は免許不要艇での参加となりボートが遅く、先行者の動きを見ていると西谷田川の出口付近が空いていたのでカレントの吐き出し口となるのではないかということで予定を変更して入ってみることに。

5分ほど流しますが反応がないためすぐさま退散。当初の予定エリアはぱっと見掴み所がないため空いているだろうと思いましたが、ちょうど流しはじめたいと思っていたところに先行者一名。

遠巻きに見ているとナイスフィッシュをキャッチ!さらに近づくと新利根川のウィナー、友人のクリス氏でした。

※余談ですが、今回の牛久沼を終了し、クリス氏はオリキンさん、川村光大郎さんに続いて現在年間3位!私がAOY争いをしていた時には色々とサポートをしてくれた優しい先輩であります。頑張ってAOYを獲得して欲しい!

当日の話に戻りますが、クリス氏に声をかけて少し先から入らせてもらいますが、反応なし。

その後カレントの出ている最上流部を流しますが反応なし、当初のメインエリアを数往復しますが反応なし。

この時点で11時半頃となり、強風予報を鑑みて早めに東谷田川に戻り、気になるところを流しますがノーバイトのまま終了となりました。

当日の正解

5位までのうち、3名の方がいわゆるたまやメンバーすなわち牛久ロコでした。

そして3名の方全員が言っていたのが、「東の水が回復していた」というコメント。記憶が確かならば、上位5名全員が東谷田川だったはずです。

思いっきり外してしまったな〜と思いつつも、土曜日に釣った時と比べて西谷田川の水が悪くなっていたのも事実でした。

牛久ロコの方の多くは出船場所のたまやボートからスタートエリアの東谷田川中流域に向かう途中で水の回復に気づいたようで、前日一日中東谷田川を見ていたにも関わらずそれに気づけなかったのが今回の反省点です。

ただ、バスクリン系の水が至る所にあり、どの程度の水ならやり切って良いのか判断するには場数をこなす必要があるとも感じました。

今回のプラクティス〜試合を経て、牛久沼といえども確実にバスフィッシングが成立していると実感できたことが大きな収穫です。

牛久沼の環境にはあまり他のレイクにはない癖があり、それに気がつくと全ての事象に説明がつきます。

試合で釣れなかったので伏せますが、来季以降に繋がる大きな発見ができた今回の牛久沼でした。

優勝の越川さん、おめでとうございます!

スタート地点へ向かう際にマリオカートをしている越川さん 笑