突然ですがトレブルフックについて、皆さんはどのくらい拘っていますか?
ショートシャンクにロングシャンク
ラウンドベンドにスプロートベンド
フッ素加工にブラックニッケル
色々な選択肢がありますよね!
さらに言えば、硬さ、線径、針先の長さ、センターバランスか否かなどなど・・・さまざまな違いがあります。
フックサイズのチョイスはルアー毎の最適解があると仮定したうえでになりますが、私が最も重要視するのがフックの線径であります。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、私のロッドチョイスは一般的なパワーより1ランク柔らかいことが多いです。これは投げやすさを最重要視しているからであります。
狙ったところにルアーを落とせなければ、バイトを得られません。バイトを得て初めてフックが仕事をするわけですが、例えば630Lでビッグバドを投げているとしましょう。ロッドが大きくしなってゆっくり戻るので、投げやすさはピカイチのはずです。
ビッグバドのフックサイズは3〜2番あたりを使う方が多いと思いますが、この時にあまり太い軸のフックだと、フッキングせずにバラしてしまう事が増えます。理想はやや細軸で、針先がアイの方向に若干ネムリが入ったフックですね。
「いつも630Lでスピナーベイト投げてるけど、トレブルフックはダメでスピナーベイトの太いフックは良いの?」とお思いの方もいらっしゃるでしょう 笑
理由は、「スピナーベイトはシングルフックだから」。
トレブルフックは針先が3つあるわけですが、フッキング時に引っ張る方向は1つです。当然1つの針先に掛かる力も分散されてしまいます。シングルフックよりも貫通させるのに力がいるわけです。
上記の論理により、フックアイが縦アイならばいわゆるセンターバランスのフックを、横アイの場合は昔ながらの非センターバランスのフックをチョイスします。
フックの重さによってルアーの動きも変わりますし、フック選びに終わりは無いですね 笑