各種SNSではお伝えさせていただきましたが、亀山戦は準優勝でした!
優勝の大津さんとは20g差で、私はリミット揃わず2本のウェイインだったため悔しさもありますが、ボルケーノグリッパー3/8ozで1,600gオーバーのビッグフィッシュをキャッチできたので上出来と言える結果でした。
プラクティス初日
今回は直前の金曜日と土曜日にプラクティスへ。本当は前週に一度釣り込んでおいて、1週間ほど経ってから前回からの変化を確認する方法が湖のコンディションの解像度が高くなって個人的には理想なのですが、今回はスケジュールを調整できなかったので連続プラクティスをすることに(結果的にはこれが良かった)。
初日の金曜日は朝から湿度が高く、どちらかと言えばちょっと暖かく感じられる日でした。
水温は20℃ちょっと。表層から少しずつレンジを下げていって、1.5mくらいのフラットのエッジをオメガビッグで流しているとボトムタッチと同時にバイト。
サイズは大きくありませんが、昨今の亀山ダム事情を鑑みると貴重なバイトであることは間違いなく、「ふむふむシャローにも魚が残っているのね」という理解。水温が20℃あるので当たり前な気もしますが、人間の感覚と魚の感覚のギャップがあることも往々にしてあるのでそれを知るのがプラクティスの役目であります。
で、良い魚はひと足先にミドルディープへ落ちていないかを確認するために3〜7mくらいまでもディープクランクやワサビー、インザベイトなどでチェックしていきますが全く反応なし。一方シャローエリアでは時折フィーディングも確認できたため、この時点でディープはバッサリ捨てました。
ちなみに私はいわゆる「沖の中層の釣り」は全く理解できていないのでそもそも選択肢に入っていません。
で、散々色々試してみましたものの、やはり2mちょっとまでで枝などが沈んでいるフラットでのみバイトが得られる状況で、スーパースレッジのハードジャークで2本釣りましたがサイズはイマイチ。
状況を整理してみると、
・何らかの理由で魚はルアーを追わない状況である
・ミドルディープには落ちていなさそう
・ベイトがかなり小さい(ワタカかオイカワなどの稚魚と思われる)
ということで、魚の居場所が特定できるスポットで強いルアーを使って魚を引っ張るかマイクロベイト対応のルアーで食わせるかの2択だと判断。
とりあえず浅いところを目指しておりきさわの上流を目指し(といっても浚渫工事のため途中までしか行けませんが)、たまたま見つけたちょっとした崩落にディーパーレンジ1/4ozをスローロールしてみると2投目で1,500gオーバーのビッグフィッシュをキャッチ。
これはいけるかも、と近辺の魚探掛けをして大きめのオダや小規模崩落をマークしまくっておきました。
ちなみにお昼過ぎから降ってきたこの日の雨はなかなかでした…
前日プラクティス
「明日釣れば良い」というマインドを胸に、どこを釣るべきかを見定めるため湖を一周。
前日夜にもそこそこの雨量があったようで、ところによっては濁りがキツくなった印象。この日困ったのが笹川の上流〜中流ではシャッドのハードジャークで割とイージーにキーパーをキャッチできたことです。ひとまず周りが人だらけだったのでそれ以降核心部へのキャストはやめて、ひたすら亀山を一周して水を見て回ることに。
湖を俯瞰して見てみると笹川の水が明らかによく、前日にビッグフィッシュをキャッチした折木沢エリアはかなりの白濁りが入っていました。
試合当日どうするかを決められないまま、ひとまず2m前後の沈み物は片っ端からGPSにマークしておき、プラクティスは終了。
ちなみに今回金曜日はメイソンと、土曜日はメイソン&佐々木さんとルームシェア。
元々日曜日は極寒&北風爆風&前日夜に雨の予報だったのですが、だんだん天気予報が緩い方向に変わっていき、夜の雨は降らず、そこまで冷えない予報に。
ディーパーレンジ1/4ozとパワーロール3/4ozをメインにしようと思いつつ、オダを超スローもしくはハイスピードで釣るための大きめシャッド&スモールクランクタックル、万が一魚がオンだった時用にスピニングの巻きシャッドタックル、泣きのキーパー集めのためのシャッドハードジャーク用スピニング、状況が大きく変わった時用にメタルやバズなど色々な重めの操作系ルアーに対応する太めラインのハイギアタックルを用意。
どうするか決めきれないまま当日の朝を迎えました。
試合当日
笹川でリミットメイクを目指すか折木沢でサイズを狙うか迷いましたが、年間ポイントを鑑みてもスモールリミットを揃えたところで大したインパクトにはならないこと、早朝は若干の冷えはあったものの風もなく穏やかだったこともあり、一番フライトで折木沢へ直行することに。夜に雨が降らなかったことで、前日の濁りが抜けていることにも淡い期待をしていました。
で、目当てのエリアに到着する山々の木々は風に煽られているものの私のスポットは風がブロックされておりほぼ凪状態。なおかつ濁りは残っているものの、前日よりはマシになっている印象。
「これ、バズじゃない?」と念のため用意しておいたバズタックルを手に、ボルケーノグリッパー3/8ozをファストリトリーブしていくと、10分ほどでGPSにマークしておいた2m程のオダ周辺でバイトがあり1,600gオーバーをキャッチ。濁りが軽くなったとはいえ透明度が低く、タックルが強めだったこともあり魚体が見える前に一気に抜き上げました 笑
で、そこから2時間ほどは何も起こらず、小移動とルアーローテーションを繰り返してディーパーレンジ1/4ozで400g程のキーパーをキャッチ。
朝イチにビッグフィッシュをキャッチできたことから、「もしかして他の選手も結構釣れているのでは…?」と思い、リミットを揃えるためのキーパー狙いには走らず核心部周辺に入り直し続けましたが追加できず帰着。
結果、リミットを揃えた大津さんに20g足らず2,050gで2位という結果でした。
結果だけ見ると朝イチのビッグフィッシュをキャッチしたあとに笹川まで走ってキーパーをかき集めることもできたように思えます。ただ、BPTのようにリアルタイムでスコアと順位がわかっているわけではないので、ジャストキーパーより大きいサイズを狙った戦術は間違っていなかったと考えています。
試合終了後は大場さんにお声掛けいただきお疲れ様会へ。メイソンにガンガン話しかけてくださったしずかさん、ありがとうございました!
一番面白かったのは、メイソンが試合中に聞いているものとカメラマンの大森さんが聞いているもののギャップでした 笑
最終戦を前に
年間順位が出ましたが、首位との差は267ptで暫定4位。
H-1は優勝を300ptとして順位が一つ下がるごとに獲得ポイントが5ptずつ下がる仕組みで、ノーフィッシュは参加ポイント10ptとなります。よって私の自力AOYはありませんが、計算上獲得の可能性がないわけではありません。私がすべきことは少なくともTOP5に入ることなので、久しぶりのマディシャローモードに切り替えて新利根川に臨みたいと思います。
タックルデータ
ボルケーノグリッパー3/8oz
ロッド:ノリーズロードランナーVOICE LTT 650MH
リール:ジリオン SV TW XHL
ライン:R18BASS16lb
ディーパーレンジ1/4oz
ロッド:ノリーズロードランナーVOICEハードベイトスペシャル HB640ML
リール:メタニウムMGL6.2
ライン:R18BASS14lb
ショットオメガビッグ、タイニークランク全般
ロッド:ノリーズロードランナーVOICEハードベイトスペシャル HB630LL
リール:カルカッタコンクエストシャローエディション31HG
ライン:アブソルートAAA12lb