書きかけのまま日が経ってしまいましたが、11/6は亀山ダムへノリーズカップのお手伝いに!
のむらボートさんとつばきもとボートさん、合わせて120名の参加者の皆さま、ありがとうございました!
久々のイベント参加ということもあり、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
私は朝皆さんを見送った後にゆっくり出船させていただき、8時頃にパワーロール3/4ozを水深30cm程の超シャローで引いて、30cmちょっとのキーパーをキャッチ。
日が高くなり、超シャローが機能しなくなったのでミドルを確認することに。2.5~3mレンジに魚が入ってきた感じがあったので、パワーロール3/4ozを今度はボトムでスローロールすると数投で40upをキャッチ!
久しぶりに亀山で40upを釣りました…笑
カラーは1本目がゴールドシャッド、2本目はパールブルーシャッド…の、ブレードもヘッドもスカートも茶色のマジックで塗った物です。
田辺さん曰く、「汚いパワーロール」笑
スピナーベイトにマジックで色を塗る意味
昨今すっかり冷え込むようになってきましたが、11/6は朝が冷えるようになってきたタイミングでした。当日の朝もなかなか寒く、軽くターンオーバーで各所の水が泡でブクブクしている状態です。
亀山でも新利根でも相模湖でも、だいたいどこに行ってもターンオーバーが始まると、水の色が赤茶っぽくなってきます。こうなってくると、スカートの色が透けたカラーだとアピールが足りなく、深いバイトを得られないことが多くなると感じています。また、スピナーベイトのスカートのカラー選択の基本として、「水の色になるべく合わせる」ことを意識しています。
※カラーローテーションについてはこちらの記事も参考にしてみてください!
当日もまさしく赤茶系の水色をしていたのですが、手持ちのパワーロールに赤茶っぽい色がなく、即席でパールブルーシャッドにマジックで色を塗ったということです。
ちなみにブレードは茶色のマジックで塗るとコパー系の色になります。元がシルバーブレードかゴールドブレードかによって多少色合いが異なりますが、概ね同系色になります。この辺は水の色に合わせるのと、手持ちのカラー次第ですね 笑
なんでパワーロールなの?ディーパーレンジじゃダメなの?
ノリーズにはパワーロール3/4ozの他に、ディーパーレンジにも3/4ozがラインナップされています。どちらもダブルウィローのスピナーベイトですので、それらの使い分けは?という質問もよくいただきます。
この2つの使い分けはスピードです。
同じダブルウィローではありますが、パワーロールとディーパーレンジは、ブレードの形状とワイヤーの硬さや形状が異なります。
ざっくりと説明すると、
パワーロールは水噛みが強いウィローリーフブレードを使っているものの、やや硬めのワイヤーでバイブレーションを抑えつけている味付け。要は引き抵抗強めです。
対してディーパーレンジは水噛みが弱いウィローリーフブレードを使っており、柔らかめのワイヤーでバイブレーションを殺さないようにしている味付け。こちらは引き抵抗弱めです。
察しの良い方はお気付きかと思いますが、抵抗の強弱により、ゆっくり引くにはパワーロールが、やや速めに引くにはディーパーレンジが適しているということになります。
早春と晩秋のスローロール
もちろん例外はあるという前提ですが、私は早春のスローロールにはディーパーレンジ3/4oz、晩秋のスローロールにはパワーロール3/4ozの出番が多いです。経験上、早春はやや速めの引いた方が反応が良い場合が多く、晩秋はゆっくり引いた方が反応が良い傾向にあるためです。
早春はパワーロールのスローロールのスピードだと見切られやすく、晩秋はディーパーレンジのスローロールだと追いきれない、という状況が多いものと考えています。
スピナーベイトのスローロールは水温12度前後が基準だと思っています。早春なら12度を超えるあたりから、晩秋なら12度を切るあたりまで。まだもう少しスローロールを楽しめますので、ぜひとも参考にしてみてください。