クランクベイトorワイヤーベイトのみの試合を開催しました

※Twitterの告知のみでほぼ予約が埋まってしまったため、ブログのみをご覧になっている方は「なんじゃそりゃ?」状態かと思います。申し訳ございません。
10/3新利根川にてアザーセルフ×MPBルアーズ×フィッシングサンズのコラボレーションによる、クランクベイトもしくはワイヤーベイトのみ使用可能なルールの試合を開催いたしました。
・OTHERSELF:私も契約させていただいている、釣りに特化したテーピングテープ&オシャレなアパレルのブランド
・MPB LURES:櫻井亮さんによるハンドメイドクランクのブランド
・FISHING SUNS:私のブランド(一応)。方向性はあまり決めておりません!
新利根川は厳しいものの、そこから何を学ぶかが大事
試合の優勝者には2021H-1マスターズカップの出場権も得られることになり、主催側ではありつつも、私も真面目に釣りをさせていただきました。で、私は遅出の早上がりとは言え、ほぼノーチャンスのノーフィッシュ。。
8月末には同じく新利根川で開催されたBasser主催のスピナーベイト試合THE BLADEにも参戦していましたが、そちらもやはりノーフィッシュ。前日プラクティスで1500gオーバーの魚をキャッチしていたとはいえ、2週間前のプラクティス含め、魚が薄いのは嫌というほどよくわかっていました。
ただ、THE BLADEもTHE BATTLEも釣ってくる人はしっかり魚をキャッチしている訳で、そこから何を学ぶかが大事です。
という訳でちょっとした考察をしてみます。
優勝の松村さん(私の友人でもあります)は、ブリッツDRをスピニングタックルにPE0.4号の組み合わせでオダをタイトに引いて2本の40アップをキャッチしていました。

ちなみに少し遅れてスタートした私は、いつもなら圏央道より上のエリアか妙義水道の先端エリアへ一目散に向かいますが、今回は表彰準備のため早上がりということもあり、松屋周辺~2つ上の橋までを時間をかけて丁寧に探ろうかな、という感じでした。
曇り予報とは裏腹に晴れて風も弱く、早々にスピナーベイトコンディションではないことを察知した私は、お盆に訪れていた時にマークしまくっておいた沈船やオダをスローロールすることに。あまり同じようなことをしている選手には会いませんでしたが、優勝した松村さんとは魚探のセッティングがほぼ同じ(ハミンバードHelixにホンデックス5700)ということもあり、時折同じオダをシェアしながら釣りをしていました。
朝は微かに逆流カレントが出ていましたが、早々にカレントも止まってしまい、オダに居ついているであろう魚をリアクションで釣ろうという目論見です。
パワーロール、ディーパーレンジ1/2&1/4、ウインドレンジ改スピードスター(結果が出たらそのうちご紹介します)などを試しましたが全く反応なし。一方で、タイミングが合えば釣れるかもとも思っておりました。お昼の時合はだいたい12~13時です。風が変わるタイミングですね。ちなみにこの日の私は、表彰準備のために12時には上がるように櫻井さんから釘を刺されておりまして、昼の時合も期待できず(競技時間は13時まで)。
ちなみに11時くらいになると、微かに順流のカレントが出始めて、これに風が加われば必ず誰か釣るだろうと思っていました。
そして何もなく上がって表彰準備をしていると、終了10分前にアザーセルフ代表の携帯に通知がきて、既に40アップをキャッチしていた松村さんがダメ押しの2本目の40アップをキャッチしたことを知った次第でした。
魚のポピュレーションが低いとはいえ、いるべきところにはいて、タイミングが合えばちゃんとバイトを得ることができる良いお手本だったと思います。
バスマスターエリートでも同じような試合あり
アメリカの試合でも魚の密度が異様に低いレイクでの試合がありました。
アイク(Michael Iaconelli)が勝った2014年のバスマスターエリート デラウェアリバー戦です。
優勝したアイクの4日間のトータルウエイトは約48ポンドで、1日平均12ポンド。5本リミットですから、1本あたりの平均はおよそ2ポンド≒1キロとアメリカの試合にしてはかなりのローウエイト。
ちなみにこの試合でフルリミットを揃えたのはやはり優勝したアイクだけで、開催地であるフィラデルフィア出身であるアイクの完全優勝となった試合です。
アイクはフィーディングのタイミングを良く知っていたそうで、地元の利を活かしきって勝ったのでした。
新利根川からアメリカへと話が飛んでしまいましたが、THE BATTLEへ参加してくださった皆さま、ご協賛くださった企業・メーカーの皆さま、ありがとうございました!
