ロードランナー

「痩せたよね?」という問いかけに対して「走ってるのよね」と説明をすると、結構な割合で「何を目指しているの?」と言われたりしますが、意外と悪い気はしないものですね 笑

昨年の5〜6月頃から緩々と走り始めました。何か目標のようなものに向かって動き出したことの比喩ではなく、文字通りランニングを始めたのであります。

当時、生活環境の変化から過去最高体重を記録しており(私はとても太りやすい体質で、事実小学生の頃は絵に描いたような肥満児でありました)、H-1の開幕を控えていたこともあり身体を釣り仕様にしたいなと思っていたのですが、ふと「普段から釣りに行くような時間に起きれば釣行時の集中力が上がるだろうし、朝にできた可処分時間で走れば痩せるし体力もついて合理的なのでは‥?」と思いつき、まあ単純な発想で始めたことではありましたが、これがなかなか私に合っていたようで、現在まで続いているという訳です。なので私は朝以外走りません。コロナの頃だったかその前だったか、夜に走ってみたことも少しありましたが、私の場合は寝つきが悪くなった感じがあり長続きしませんでした。アングラーは明け方と相性が良い、ということです。

昨年11月頃には本格的なランニングシューズを買い、ナイキのランアプリを入れ(むしろ今まで入れずに走っていたのか!と周囲から突っ込まれましたが)、タイムを気にしながら走るようになり、距離を伸ばして初心者ランナーの登竜門的ケガ(?)の足底腱膜炎も経験しつつ、先日初めてセルフハーフマラソンを完走した次第です。

ちなみにインスタのストーリーやXには投稿しましたが、明朝に21km走る旨をやり取りの流れでLINEしたら「スタート地点と時間は?」「6時半?じゃあ行くね」とだけ書き残し、翌朝本当に現れ、一緒に21km走ってくれたのが元Basser編集長の堀部さんでした。「真のランナーとはこうもフットワークが軽いものなのか!」と感嘆しましたが、今のところN=1のため、その因果も相関も不明であります。

※堀部さんは3年ほど前から走り始めたそうで、何度もフルマラソンを完走しており、トレーニング方法などを教えてもらっています

毎月100〜150kmくらいを走っていますが、だんだんタイムが伸びてきたりして、自分にも身体機能の伸び代があることを実感できるのが良いです。私がノリーズと契約させていただいたのが28歳の時で、今年38歳です。当時は自他共に若手という認識がありましたが、業界的にも社会的にも、若手ではなくなりました。アマケンさんがいつかBasserで書いていたように人生のステークホルダーが増えて複雑化してくることを実感すると共に、何もせずに健康でいるのが難しいことも悟るようになりました(悲しい)。

走るようになってからは定期的に悩まされていた腰痛がなくなり、連続釣行後の疲労感もかなり軽くなりました。「せっかく走ったのだから」と食事にも(ある程度)気を使うようになり、結果「痩せたよね」に繋がっているのだと思われます。また、ランニングをしているアングラーの方からお声がけいただくことも増えました。走ることで得た副次物のなかで、これが一番嬉しかったりします!

で、今の目標はとりあえず7月まで走り続けることです。

7月がどうしたのか、走り切った感覚を持って終えるのか、その後また走り出すのか。また追って記したいと思います。

注:ちゃんと釣りに関係することですのでご安心(?)くださいませ