Twitterの企画でご質問いただきました!
(房総)というのがなかなか難しいところですね 笑
そもそもディープクランクって?
ディープクランクを定義するのはちと難しい気もしますが、4m以上潜るのであればディープダイバーと言っても差し支えないでしょう。
また、ディープクランクの浮力と長いリップによる回避能力を活かして、「浅めのレンジを極めてゆっくり引く」というトリッキーな使い方もありますが、今回は王道の使い方を考えることにします。
以上を踏まえた上でディープクランクを使う狙いを考えてみると、4~5mくらいのレンジを効率よく探ることです。
これは4~5mのフラットでも、ブレイクのショルダーでもOKですし、4~5mの中層に群れているベイトの群れを直撃することもできます。
ディープクランク、いつ、どういうタイミングで使う?
横のやや強い動きで4~5mが活きるタイミングということで、お盆~晩秋までがディープクランクが活用される時期といえます。
ちなみに、ディープクランクを4~5m潜らせるのためには助走距離が必要です。つまりドラッギングを除き、ロングキャストが前提の釣りになります。
房総のレンタルボートレイクのうち、最も面積が広いのが亀山ダムかと思いますが、亀山ダムでもディープクランクをフルキャストできるストレッチはあまり多くありません。また、シーズン中の房総リザーバーは休日になるとどこのレイクもボートが多いため、なかなか強い釣りが効きにくいことが多いです。
ただし、逆にいうと、上記の裏を返せばディープクランクを引くべきタイミングだとも言えます。
つまり、
・晩夏〜晩秋
・強めの横の動きが効きやすい=ローライト
・4~5mレンジにベイト反応アリ
・4~5mのボトムでも良いし、中層でも良い
・ロングキャストできるだけのスペースがある
以上の条件を満たした時に、とりあえずディープクランクを投げてみる価値があります。
「条件5つもあるやんけ!」と思うかもしれませんが、秋口になると結構当てはまるタイミングがあると思います。
また、ディープクランクのメリットとして、ルアーが潜行途中もしくは回収途中のバイトも期待できます。
4~5mレンジを狙っていたつもりが、巻きはじめでバイトが出た場合、もっと浅いレンジを狙った方が良いのかもしれないという良い気づきにも繋がるわけです。
当てるか当てないかでトレースコースを変えてみるのもアリ
完全に真っ平らなフラットは滅多にありません。多くの場合はフラットでもなだらかに深さが変化しています。
緩やかなブレイクがあったとして、深い側にボートポジションをとって浅い側に投げた場合、あまりボトムを叩かずに引いてこれるかもしれません。
逆に、浅い側にボートポジションをとって深い側に投げた場合、回収時にボトムにタッチする回数が多いかもしれません。
実際に試してみないとどちらが良いとも言えませんので、その日のアタリコースを探してみてください!