ご存知の方も多いと思いますが、今年のH-1グランプリAOYはオリキンさんでした。
ダイブも大盛り上がり!本当におめでとうございます!!
去年は私も年間争いの渦中におりましたが、今年は蚊帳の外。
しかし今年のAOYレースは昨年以上に熾烈な争いの末、決着がついたのであります。
今回のAOYレースの主役の1人、グッチ山口氏(私が勝手に命名。ウエルエフには同姓の名物社員さんがいらっしゃるので 笑)。
上、下、共に当日の朝の図。
相模湖・津久井湖のスーパーロコで津久井湖オープンや東京チャプターなどでAOY獲得歴のあるツワモノです。
以前担当させていただいていたアングリングバスさんの連載で何度かグッチ山口氏と同船取材をしたことがありますが、頭の柔らかさと投げるものを選ばない柔軟さは只者ではなく、私は当時から戦いたくない相手の1人としてみていました 笑
同じノリーズチームといえど、試合に出ればライバルです。
で、今回最終戦の相模湖を前にご存知レジットデザインの北さんが首位、グッチ山口氏が3位、オリキンさんがたしか5位だったと思います。首位の北さんとグッチ山口氏のウエイト差は300g台、グッチ山口氏とオリキンさんとのウエイト差は800g弱だったと記憶しています。
相模湖で圧倒的な安定感を持ち、試合慣れもしているグッチ山口氏が大外しするとは考えにくく、本命はグッチ山口氏と思いつつも、オリキンさんが怖いな、、、とも思っていました。
蓋を開けてみればグッチ山口氏は表彰台に上がる活躍を見せるも、オリキンさんが優勝ウエイトを持ち込み、さらにAOYレースをひっくり返す結果となりました。
そのウエイト差、
40g。
たった40gです。
AOYタイトルのためにしっかり取り組んできたグッチ山口氏の落胆は想像に難くないものでした。
私も昨年290g差で年間2位となりAOYを逃し落ち込みましたが、それ以上にショックだったと思います。
H-1グランプリにはキーパーがありません。数年前から気づいていましたが、手のひら以下のサイズの魚が後々重要な意味を持ってくるのがH-1グランプリの怖いところです。
2度目のAOYを獲得したオリキンさんは釣りが上手いのはもちろんですが、接戦になった時に常に競り勝つ引きの強さが凄いとも感じています。
小さな取り組みの積み重ねが引きの強さに繋がっていると考えていますので、釣り方やルアーはもちろん、装備等に関してもしっかり取り組んでまた来年の年間レースを楽しみたいと思います!
何はともあれ、レギュラー戦お疲れ様でした。
山口さん、また次頑張りましょう!