以前ルアーニュースRさんのコラムにも書いたことがありますが、バスはレイク毎に魚の癖が全く違います。
今年は例年以上に足繁く相模湖に通っていますが、自分の中で相模湖の魚の癖についての解像度が少し高まってきたと感じています。
雨の中カメラマンの大森さんと相模湖へ。
— Tatsuhiko Tsugaru🎣スピナーベイト道場 (@garutsu_fishing) October 23, 2020
ハードベイターの我々には厳しい状況でしたが大森さんが得意のパワーロールで絞り出してくれました!
子供の頃から大森さんが撮影した田辺さんの記事などを読んで育ちました。雲の上の存在だった方と一緒に釣りができ、最高にハッピーな一日でした! pic.twitter.com/nNbooIsR4f
相模湖の魚は動きが速い?
同じように感じている方がどれほどいらっしゃるかわかりませんが、関東レンタルボートフィールドの中では相模湖の魚が最もポジション変化が早いと感じています。
1日の中でも風向きやカレント、時間の経過と共に変化するシェードの位置などによって魚のポジションがどんどん変わっていくのが目視でも魚探画像からも感じ取れます。
また、ライブスコープを使用している知人らも魚の回遊スピードが速いと口を揃えて言います。
相模湖で魚をキャッチするために
動き回る魚が多いため、トライ&エラーを数多くこなすのがキーだと考えています。
バスもベイトのワカサギも豊富な高滝ダムとは異なり、相模湖の魚はタイミングさえ合えば比較的素直にルアーを追う傾向にあるとも感じているためです。
※逆にいうと高滝ダムの場合はきめ細かなアプローチの調整がバイトの有無に繋がることが多くあります。ちょっとしたルアーの強弱で片やノーバイト、片やキロアップがボコボコ、ということが多々あります。
もちろん相模湖でもルアーに対してセレクティブになるケースがあるとは思いますが、それよりはタイミングとエリアを合わせることで強いルアーでもバイトを出せるという印象を持っています。

仮説を持って釣りをする!
タイミングとエリアを合わせてクオリティフィッシュを強いルアーでキャッチするためには、様々な要素に仮説を立て、検証していく必要があります。
例えば、「前日夜までは南風が吹いていたから、プランクトンが流されて北岸にベイトが集まっているかもしれない。だから朝イチは北岸のシャローをスピナーベイトでチェックしてみよう」とか、「数日間雨が降り続いて水温が低下していそうだから、流れを避けられる避難場所を探してみよう」などといった感じです。

ここ2~3週間は真冬より難しい印象さえ受ける相模湖ですが、1尾の価値が高い今こそ仮説を立てて痺れる釣りをしてみてはいかがでしょうか!