結果から言いますとスモールサイズ1本で55位(?)で初戦からつまづいてしまった格好です。
前々週、前週含め、短時間釣行も含めるとそれなりに様子を見に行っておりましたが、試合の数日前になって急にスクーリングフィッシュが増えた印象がありました。しかもスクールにあたってしまえばディーパーレンジ3/8ozで割と簡単に釣れるし、50匹以上目視できる状況なのでリミットも揃えられそうと判断。
スクールが入ってくるスポット(エリアというより特定の条件のスポットでした)もある程度特定したので、スクールに当たらなかった時のプランを探していました。
プランBとしてボディウォーターのやや水深があるウッドカバーにホバリンブライスをタイトに引くとびっくりするようなサイズのバスが反応することも確認。
ただし、バイトに至るのは10回反応があって1回ほどであったこと、きっちり試さなかったものの、実際にキャッチできたのはアベレージサイズであったことが気がかりでした(嫌な予感がするぜ by ハン・ソロ)
で、前日プラでは試合当日にやらないことを潰すため、秋山川でサイトごっこをしてみたり(3〜4日前から来ているという三原プロに遭遇)、沖のディープで徹底的にメタルとドラッギングを試してみたりして、当日やるべきことを絞り込みました。
スクーリングフィッシュの釣りは特定のスポットに入れなかった時にはこちらから捉えにいくしかないと考え、プランCとして入り込めそうな隙間があるオーバーハングは全て入るつもりで魚探を外し、外から見た時に目立つようにオレンジ色のレインウェアを用意した次第です。
で、試合当日。第2フライトで目当てのスポットに入ることができましたが、魚はいるものの追いが弱い&魚が深い。割とすぐに変化に気づいたものの、時間の経過と共にレンジが上がってくるだろうという楽観的な予測を立ててプラン通りの釣りを展開してしまったのが敗因であります。同じ状況の日はないので、当日にアドリブを利かせないといけないのです。わかってはいるのですが、これが難しいんですよね…
「決めつけは禁物(by Bluey “the sign” Calypso)」
ちなみに古い話で恐縮ですが、私の直近の優勝である2021年の津久井湖戦は完全に当日のアドリブが上手くワークした試合で、前日はノーバイト、当日にプラン外のエリアを移動のついでに確認したところパターンを見つけたのでした。
Basserの同船取材中の優勝というオマケ付きでしたが、取材中は自分の考えをひたすらアウトプットする必要があるので、その過程で思考が整理されて上手く魚にたどり着けているような自覚もあったりします(事実この3〜4年ほど取材でデコったことがありません!笑)。
話を今回の試合に戻しますが、状況が変わっていることを受け入れられたのが9〜10時頃(スタートから3時間くらい経過)。それからオーバーハング潜り込みランガンを実行しましたが、不可解なミスが2回の後なんとかキーパーサイズを1本キャッチして終了となりました。
お立ち台の方々はエリアも釣り方もバラバラではありましたが、私の中では共通点を見出せたのが収穫であります。バスフィッシングは負けてもレベルアップできるのが良いですね(青木大介さんの言葉です)。
準優勝の大森さんの釣り(オーバー3ゴリ巻き)がカッコ良すぎて、震えたことも付け加えておきます 笑
選手の皆さん、運営の皆さん、お疲れさまでした!
タックルデータ
タックル①
ディーパーレンジ3/8oz、1/2oz
ハードベイトSP640ML
メタニウム6.2
フロロ14lb
タックル②
ディーパーレンジ1/4oz
ハードベイトSP600L
タトゥーラSV TW
ナイロン14lb
タックル③
ホバリンブライス85
ハードベイトSP511LL
コンクエスト BFS HG
フロロ12lb