フカベイトのネタが続きますが、やればやる程セッティングが良くなっていくので、まだ完成されたセッティングとは言えませんが、だいぶ煮詰めることができてきました。
先日ルアーニュースRにもフカベイトのロッドについて寄稿しましたが、今回はラインについて考察してみます。
フカベイトのラインはナイロン?フロロ?
フカベイトを投げ出した頃は、LTT680MHにクロナークXG+フロロ16lbという組み合わせでした。
ちょうどこの頃、同船者がフカベイトで54cmをキャッチするという出来事が。。
勘の良い方はお気づきだったかもしれませんが、撮影者は私です 笑
この後、フカベイトを投げ続けてチェイス多数、バイトもあるもののバラシ多数でキャッチなし。
ふと54cmをキャッチした佐々木さんのタックルを借りてみると、これがかなり投げやすい!
この時の佐々木さんのタックルは、ファンタジスタアウトサイダー70HにバンタムPG+フロロ20lbという組み合わせでした。
キャッチした魚は2キロバカリが簡単に「カチャン」となり、目測で3キロはありそう…そんな魚を目の前で釣られているので、私はタックルを組み直す必要を感じた次第です。
ロッドをLTT680MH→HB660H→LTT690PHと変え、ラインもフロロ16lb→ナイロン20lbに、リールもクロナークMGL XG→旧コンクエスト101に変えました。
まとめると、現時点での私のフカベイトタックルは、
ロッド LTT690PH
リール 旧コンクエスト 101
ライン ナイロン20lb
であります。
フカベイトに太いナイロンをチョイスした理由
ラインをナイロンにしたのは、投げやすく、バラしにくいからです。
重量級ルアーであるフカベイトを力むことなく投げるには、トルクフルなロッドが不可欠で、LTT690PHが最適だと思います。ロッドがしっかり仕事をしてくれるお陰でルアーの飛行スピードが抑えられ、結果として着水音もハンドリングしやすくなります。
ここにナイロンラインを合わせると、テイクバック時にラインがやや伸びます。690PHは「パラボリックヘビー」というサブネームを持っています。その名の通りスローテーパー気味でティップが入るというよりはロッドの真ん中あたりから先端にかけて少しずつ曲がるロッドです。これはつまり、ティップを回すようなキャストは向いていないということを意味します。
普段からオーバーヘッド、もしくは純粋なサイドハンドやアンダーハンドキャストを多用している場合は問題なくこのロッドを扱うことができると思いますが、私の場合、常にスリークオーターやサークルキャストで投げているので少し使いにくさを覚えていました。
これが適度に伸びのあるナイロンを使うとティップが回らない分を補ってくれ、格段に投げやすくなります!
ハードベイトにおいて、投げやすさは良いリズムを作り、釣果に繋がります。
また、魚を掛けた後にも硬いロッドにやや伸びのあるラインを組み合わせることで、バレにくくなっていると感じます。
事実このセッティングにしてから一度も掛けた魚をバラしてしません!
フカベイトに関してはまだまだ書き足りないので、続編をお楽しみに!笑